コースの特徴
- 特徴1福島を代表する秋の名所「公園のいちょう並木」
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とうほう・みんなのスタジアムからバラ園前広場に至る約520mに及ぶ園路には、116本のイチョウが植えられています。このいちょう並木は、例年10月下旬から11月上旬にかけて黄葉の見頃を迎えます。期間中はライトアップも開催し、昼も夜もたくさんの見学者で賑わいます。
あづまの郷ウォークでは、A~Fのすべてのコースでいちょう並木のウォークをお楽しみいただくことができます。
- 特徴2清流日本一の荒川と各種の土木遺産
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コース内を流れる荒川は、吾妻連峰に源を発し阿武隈川へと合流するもので、十数年連続水質日本一に選ばれている清流です。
その名の通り、昔から暴れ川として有名で、度々洪水を起こしてきました。災害から流域を守るため、江戸時代の霞堤に始まり、地蔵原堰堤、大暗渠砂防堰堤など時代毎に各種の改修工事が行われてきました。これら各種の土木遺産は、2007年度土木学会選奨土木遺産を受賞し、翌2008年には「国土の歴史的景観に寄与している」治山治水施設として国の登録有形文化財にも登録されました。あづまの郷ウォークでは、AコースとBコースでこの荒川の左岸側や右岸側を進み、清流と土木遺産、水防林の紅葉が織りなす風景を楽しみながら歩きます。
- 特徴3家族連れや女性に人気の「四季の里」「アンナガーデン」「福島市民家園」
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コース沿線の福島市西地区には、家族連れや女性に人気のある各種の観光施設があります。
16世紀の西欧風建築をイメージしレンガを基調としたデザインで統一された四季の里は、伝統工芸や農産物が楽しめる施設としてたくさんの家族連れで賑わいます。
また、コース南側の高台に位置し、聖アンナ教会を中心に地ビールやこけし館、おしゃれ雑貨等の個性豊かな逸品を扱うショップが揃うアンナガーデンは、女性客を中心に大変人気のある観光スポットです。さらに、あづま総合運動公園の東端には、江戸時代中期から明治時代中期の民家・芝居小屋などを移築復元し当時の環境を再現した福島市民家園があり、園内には食事やスイーツが楽しめるカフェも併設されています。
あづまの郷ウォークでは、Aコースで四季の里とアンナガーデン、CコースとFコースで福島市民家園、Eコースでアンナガーデンを歩きます。
- 特徴4地域の歴史を感じ、地元の方たちから大切にされている「慈徳寺」「金剛山」
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吾妻連峰の山裾に広がるコース沿いには、地域の歴史を感じ、地元の方たちから大切に守られてきた里山の風景が点在します。
このうち、公園西側の佐原地区の里山の中腹に位置する慈徳寺には、『種まき桜』と称される樹齢450年を超えるシダレザクラがあり、桜越しに福島市内の景色や山野草等を楽しむことができます。
また、公園南側の荒井地区には、標高460メートルの金剛山という里山があり、参道を進み鳥居をくぐり石段を少し登った一ノ平には、ぼけ封じ観音と金剛不動尊、さらに登った二ノ平には金剛山文殊菩薩と石仏不動尊、長寿の水などがあります。二ノ平より上には三ノ平、山頂へと急な登山道が続きます。
BコースとDコースで慈徳寺、AコースとEコースで金剛山を歩きます。このうち、金剛山には健脚ルートが用意され二ノ平まで進むことができます。ただし、二ノ平までの標高差は約60m、階段は300段以上あるため、足に自信のある方のみチャレンジしてください。
- 特徴5地域の皆様による心温まるおもてなし
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例年、あづまの郷ウォークでは、福島市西地区の各団体の皆様のご協力により、コース沿線の各所において、参加者を温かく迎える歓迎所を開設します。
歓迎所では、給水とトイレ休憩の他、飴玉やお菓子、旬を迎えたりんごや地元特産の手作りこんにゃくなどが振る舞われます(提供される振る舞いの中身については、歓迎所や開催年度によって替わることがあります)。- 開設が予定されている歓迎所及び協力団体
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歓迎所名 協力団体名 佐原集会所 福島市佐原区の皆様 慈徳寺 慈徳寺護持会女性部の皆様 西集会所 上名倉区の皆様 佐倉下区の皆様 地蔵原金剛山 地蔵原金剛山世話人会の皆様 アンナガーデン アンナの会の皆様 福島市民家園 西福島商店会の皆様